おにいちゃん

先日、叔父が他界しました。

 2ヶ月前、久々に叔父に会った時、

随分痩せてしまって別人のようだったけど、

手を繋ぐと確かに叔父の手でした。

もう何年も、いや何十年も手なんか繋いでないけど、

小さい頃の不確かな記憶で、そんな気がしました。

叔父は母の兄弟の末弟で、

わたしは小さい頃から「お兄ちゃん」と呼んでいました。
毎週末、母の実家に行くたびに

「お兄ちゃん」にあそんでもらうのが楽しみでした。
「お兄ちゃん」が結婚して、長女(従妹)が生まれたのは

わたしが10歳のとき。
その頃から「お兄ちゃん」に甘えることはなくなったけど、

それまでたくさん遊んでもらって、

たくさん可愛がってもらったことは今でも覚えています。


叔父とか叔母って、

小さい子供にとって、特別な存在ですよね。
父親や母親に似てるとこがあったりして、

近しい存在で…
でも父親や母親みたいにガミガミ小言を言わないし、

すぐ怒らない(笑)


一番安心して素直に遠慮なく甘えれる大人。


姪が、「おばちゃーん!」と抱きついてくれたり、

甥が膝の上でコロコロ甘えてくれたりすると、

わたしも「お兄ちゃん」が大好きだった頃の事を思い出すのです。

いつかはお別れする。
わかっていても実感がなかった。
けれど、やっぱりその時は来るんですね。

小さな時間の積み重ねでも、大きな思い出になるのなら、
日々のなにげない時間も大切に過ごさなくちゃね
…って思います。


お兄ちゃんありがとう。
また会おうね。