介護 aroma

介護をうける人にも 介護をする人にも 笑顔がうまれる毎日をつくる

医療機関や介護施設で導入が進んでいるアロマセラピー 

 

 ここ数年で、医療機関や介護施設でのアロマセラピーの導入が 急速に進んできました。 大学や様々な研究機関での発表が各メディアで取り上げられ、アロマセラピーに対する 社会からの関心は更に高まっています。 介護施設でも様々な問題への対策として アロマセラピーが求められています。

 

■他施設との差別化

 ひとりひとりの健康状態に応じた きめ細やかなサービスが求められる介護施設。 しかし多くは介護保険で運営されている為、行政の規制等により、どうしてもサービス内容が一律になってしまいがちです。 そんな中で他施設との差別化をはかるために介護アロマの導入を検討されることが多いようです。

 

■保険適応外の症状への対応を充実させたい

 施設利用者に多くみられる むくみ ・ 不眠 ・ 冷え といった保険適応外の症状は、放っておくと苦痛を伴うまでになることが多々ありますが、施設内で充分ケアできるほど時間も人手もとれないのが現実です。 こころのケアとともにアロマセラピーの得意分野にあたるこれらの症状への対応を、介護の現場で活用するのが介護アロマです。


■介護従事者のストレスと離職率

 また熟練したスタッフの不足も、介護施設では大きな問題のひとつです。長く勤めてもらえたならば経験も知識も豊かになり、施設にとっては何より大きな財産となります。しかし、介護職は多くの現場が人材不足で常に求人している為、働く側としてはよりよい待遇や環境を求めて転職しやすい職種だといえます。 現場にアロマを導入することでスタッフのストレスを軽減させることに繋がります。


介護施設においてのアロマセラピーの役割と効果



アロマセラピーの薬理作用と接触療法としてのトリートメント(タッチケア)について

 

■アロマとは 精油とは

 香りの成分「精油」を、嗅ぐことで脳に働きかけ、皮膚から吸収し、本来ひとが持つ 自然治癒力 を引き出し、健康の維持・増進を促す ことがアロマセラピーです。

使用される精油は100%植物から抽出された薬効成分の集合体で、現代の薬のルーツ(※1)となるものです。 その成分は複合的で作用が穏やかな為、副作用や薬剤耐性が起こりにくい といった特徴があり、継続可能な調整作用を持ちます。 発祥国であるフランス、ドイツ、イギリスなどでは医療・医薬品として取り扱われています。(※2)

※1技術の進歩により、特定の薬効成分のみを抽出したり、合成したものが現代の医薬品です。

※2日本では法律上 これらの取り扱いを、医療および医薬品として認められていません。アロマセラピーは治療ではありません。

 

■タッチケアとは

 「皮脳同根」という言葉の示すとおり、脳と同じ部分から発生した皮膚は、脳神経が持つ脳神経が持つ情報伝達受容体と同じ機能を持つといわれています。 嗅覚と並んで触覚はひとが生まれてすぐに使われる感覚です。 やさしく触れて適度な圧をかけることにより、白血球の数が増え、オキシトシンの分泌を促し、ストレスによるイライラや

悲しみ、怒りの感情を和らげ、心地よい幸福感をもたらしてくれます。 「肌にやさしく触れ」 て 「脳(こころ)にやさしく触れ」 る のがタッチケアです。

 

■高齢者にアロマトリートメントを

 アロマセラピーの精油の効果と、接触療法としてのタッチケアの効果、この ふたつの効果を同時に得られる のが、「アロマトリートメント」 です。 また精油を希釈するキャリアオイル(植物油脂)は、高齢者の乾燥した肌に潤いをもたらし皮膜をつくることにより、肌の保護かゆみの改善、トラブルの修復といった効果も期待できます。